そんな悩みをお持ちではありませんか。
実はこの悩み、全て1つのアイテムで解決できるんです。 それが「穴あきボール」です。
今回は穴あきボールの選ぶポイント・練習方法についてご紹介いたします。
この記事がより良い野球の練習時間の一助になれば幸いです。
野球の練習にはマスト!穴あきボールの選び方!
まずは選び方のコツをまとめます。
穴あきボールには、サイズが複数あったり、色が数種類あったりします。
自分にあった穴あきボールを選ぶことが重要です。 参考にしてみてください。
選び方のポイント①用途によってサイズを変える
野球の練習で使用される穴あきボールのサイズは大きく分けると直径42mm、72mm、92mmの3つのサイズがあります。
バッティングのミート力向上には42mm球、ピッチャーの球筋改善には92mmなど、目的によって穴あきボールのサイズを変えると練習の効果が変わってきますので、購入の際は目的を明確にすることがポイントです。
選び方のポイント②色は蛍光色がおすすめ
穴あきボールで主に流通しているカラーは黄色や緑色です。
稀に青色や赤色、白色などもありますが、蛍光色のボールを使用することで、夕方から夜にかけての練習でもボールを探しやすく、安心して使用することができるため、ボールの色はスタンダードな蛍光の黄色や緑色をおすすめします。
選び方のポイント③まとめ買いで効率良く練習を
穴あきボールはまとめ買いがおすすめです。
穴あきボールは試合で使われるボールと比較すると1球あたりの値段がそれほど高くありません。しかも、耐久性も抜群で壊れにくいボールですので、まとめ売りをしている商品を買うとそのボールをずっと使い続けることができます。
また数量の多いボールを買う際は、ボールを入れることができる袋やケースが付いてくる商品もありますので、そういうものを選ぶと持ち運びもしやすいです。
【動画あり】穴あきボールを使った練習方法4選!
穴あきボールを使った練習方法をまとめました。
穴あきボールは、想像以上にたくさんの練習に活用可能です。
たくさんの引き出しを把握しておくことで、練習グッズをより有効活用していきましょう。
練習方法①トスバッティング(ペッパー)でバットコントロールを高める!
穴あきボールを使った練習として、トスバッティングはとても効果的です。
トスバッティングは2人1組で行う練習です。
1人がボールを投げて、もう1人がその投げたピッチャーの正面にバットで打ち返します。
この練習はバットコントロールを身に付けるのにとても効果的で、どのコースに来ても正面に返す練習をすることによって、どの方向に向けると、どこに飛ぶかの感覚を養うことができます。
また投げる側にとっても、守備練習になるので双方にとって良い練習になります。
トスバッティングは、以下の動画のように行います。
トスバッティングは穴あきボールが1球あれば練習できます。
練習方法②ティーバッティングでミート力を向上!
ティーバッティングはティースタンドを使用して1人でもできますし、誰かからトスを上げてもらって打つこともできます。
実践球でもできることではありますが、穴あきボールは柔らかい素材かつ空気抵抗が少なく飛びにくいため、公園などの人が通る場所や室内などでも使えることがメリットです。
このように誰かからトスをもらって打つことで、ミート力の向上が期待できます。
動画にもあるように、誰かからトスをもらうティーバッティングでは、ゴルフボールサイズの42mm球を使用した練習がミート力アップに効果的です。
ボールが小さい分、芯で捕らえることが難しくなるため、これを捕らえられるようになると、実戦球を使用したときのミート力が向上します。
練習方法③キャッチボールでスピンを極める!
キャッチボールをするときに穴あきボールはとても効果的です。
穴あきボールは空気抵抗が少ないため、バックスピンをしっかりかけて投げないと相手のところまで届きません。
実際に穴あきボールを使用したキャッチボールをしているのが以下の動画です。
回転が縦でないとボールはすぐに落ちていってしまいますし、最後の指先までしっかり感覚を研ぎすませていないとまっすぐボールが飛んでいきません。
このボールを使ってバックスピンをかけることを意識して練習すると、送球も安定するようになります。
守備の時に沈まないボールを1塁に上げることができたり、外野からまっすぐ通るボール、いわゆるレーザービームと言われるようなボールを投げられるようになることも夢ではありません。
このキャッチボールをする際は、実戦球と同じサイズの72mm球もしくはソフトボールサイズの92mm球を使用することをおすすめします。
ソフトボールサイズの穴あきボールは実際に野球の試合で使用するボールよりは大きいものの、その分投げる際に72mm球よりも指がボールに触れている時間が長いため、より指先の感覚を鋭くすることができます。
ピッチャーにとっては指先の感覚を鍛えることで伸びのあるストレートを投げられるようになったり、変化球のキレを良くすることができますので、ぜひ実践してみてください。
この穴あきボールを使用したキャッチボールは、本格的なキャッチボールをする前の肩周りを動かすために使用すると良いと思います。
練習方法④素手で守備練習をしてボールを掴む感覚を養う!
穴あきボールは守備練習にも効果的です。
このボールを使って行なってほしいのが、素手を使った守備練習です。
実際の野球の試合ではグローブをつけますが、グローブは「手の延長」で使うイメージが大切になります。
柔らかく、素手で捕っても怪我をしにくい穴あきボールを使うことで、手で掴む感覚を養うことができます。
この動画では、穴あきボールを使用していませんが、この練習方法は1人でも行うことができ、手でボールを掴む感覚を鍛えられるので、ぜひ実践してみてください。
穴あきボールを使った練習の効果は?
穴あきボールを使って練習することで、どういった能力が上達するのかをまとめました。
練習は、目的を持って取り組むことが大事です。
ただ漠然と練習をしている人と、一つ一つの練習の目的を持って取り組んでいる人では、数年後に大きな差が開くでしょう。
しっかりと知識を持って練習に取り組むようにしましょう。
練習効果①攻守において「芯を捕らえる力」を鍛えられる
穴あきボールを使用することで「芯を捕らえる力」の向上の効果があります。
公園や室内でも、ティーバッティングなどを行うことができるため、素振りをするよりも「ボールを打つ」というより実践の野球の試合に近い練習ができます。
また、サイズの小さい穴あきボールを打つことでミート力が向上するため、打率アップも期待できます。
守備においては、穴あきボールを使用することで通常のボールではできない素手での守備練習や家の中でボールを捕球する感覚を養うことができます。
攻守において穴あきボールは絶大な効果を発揮します。
練習効果②投打両方のボールコントロール力の向上
2つ目の効果として「ボールコントロール力」の向上があげられます。
2人1組になって行うトスバッティング(ペッパー)では、ボールを投げた相手に打ち返すことでバットコントロールを鍛えることができます。
また投球練習においても、指先の感覚を鍛えることで投球のコントロールの向上も期待できます。
野球の練習におすすめの穴あきボール3選+2!
練習におすすめの穴あきボールを3つピックアップしました。
サイズ違いでまとめてありますので、購入の際の参考にしてみてください。
また穴あきボールと一緒に活用することで、より練習を効率的にすることができるグッズも2つ紹介しています。 合わせて検討してみてください。
野球の練習におすすめの穴あきボール①GP穴あきボール72mm
1つ目に紹介する穴あきボールは直径72mm球です。
こちらは野球で使用するボールと同じサイズ感になっています。
基本的には実戦球の代わりに使用できます。 バッティング練習などはこのボールを使うことがおすすめです。
野球の練習におすすめの穴あきボール②Logic穴あきボール42mm
2つ目に紹介する穴あきボールは直径42mm球です。
こちらはゴルフボールくらいの野球ボールと比べると小さいサイズになっています。
このボールを使ってティーバッティングを行うことによって、ミート力が向上し、遠くに飛ばす力が鍛えられます。
野球の練習におすすめの穴あきボール③Clean Hit Ball 92mm
3つ目に紹介する穴あきボールは直径92mm球です。
ソフトボールと同じ大きさのこの穴あきボールは、ボールが大きい分、リリースの際、最後にグッとボールに指をかける感覚を養うことができます。
キャッチボール前の肩慣らしの際に使用することをおすすめします。
穴あきボールの効果を高めるグッズ①UCHIDAコアバット
ここからは、穴あきボールを使った練習の効果をより大きくするグッズを紹介します。
4つ目に紹介するのは、コアバットです。
こちらのバットは太さが極端に細くなっているため、当てられるようになると、実際に野球で使用するバットでのミート力の向上が期待できます。
こちらの商品は、軟式球や硬式球を打つことも可能です。
また、このコアバットは芯の位置にマーカーが付いているため、どの部分でボールを当てると良いかということも確認しながら練習ができます。
最も難易度が高いのは、先ほど紹介した42mmのボールとこのコアバットで行うバッティング練習です。
ミートが難しいのですが、これを打つことができるようになると試合の打率が上がること間違いなしです。
穴あきボールの効果を高めるグッズ②Cyfieバッティングティー
最後に紹介する商品は、ティーバッティング用のスタンドです。
こちらの商品は、ベースの形の土台に5箇所穴が空いていて、好きなところにスタンドを置くことができるため、コースを想定して、どのようにバットを出すかのイメージトレーニングをすることができます。
1人でもコースごとのバットの出し方を練習することができますので、ぜひこちらを使ってみてください。
まとめ
今回は穴あきボールのおすすめの練習方法や商品を紹介してきました。
穴あきボールを使うことによって、バットコントロール・ボールコントロール・ミート力・守備力など様々な野球に必要な力を鍛えることができます。
しかし、穴あきボールはあくまで練習の効果を上げるグッズです。
必ず穴あきボールを使用して、感覚を掴んだあとは、実戦球を使って感覚を忘れないうちに定着させるようにして、より練習の効果を高めてください。
また、下記の記事ではおすすめの練習グッズをまとめて紹介しています。
野球練習用のグッズをまとめました。野球には練習グッズがたくさん存在しており、適切に活用することで上達への近道となります。この記事では、経験者の実体験も交えながら、オススメの練習グッズを紹介しています。
合わせて参考にしてみてください。
穴あきボールを使うことで、皆さんの野球生活がより良いものになることを願っています。