そんなあなたのためにまとめました。
おっしゃる通り、サッカーのルールは大きく変わります。
コートは大人サイズになり、ボールは5号球が基本になります。
今まで以上に、たくさんの距離を走ることが求められますし、重たくなったボールを遠くへ飛ばすための筋力も必要になります。
求められることも増えて、練習もハードになるでしょう。
それに加えて、勉強を含めた学校生活も大きく変化することになります。
しっかりとサッカーと両立させないと苦労することも出てきます。事前にしっかりと情報収集をしておきましょう。
この記事では、中学校になったときに直面する「サッカーの変化」と「環境の変化」についてまとめました。
サッカーと学校生活は切っても切れない関係。どうしてもお互いに影響が出てきます。
筆者は中学生のサッカー指導を行なっていた経験もありますので、その経験も踏まえてまとめました。
しっかりと備えておけば大丈夫。
変わることを早めに知っておいて、しっかりと準備をしておきましょう。
中学校になるとサッカーはこう変わる!
小学校から中学校に上がると、大きく変わるのが以下の5点。
- サッカーのルール
- サッカーの道具
- サッカーで求められる技術
- 会場までの通い方
- 学校での勉強
中学校になると、小学校よりも自立した行動を求められるようになり、子供自身の裁量も増えます。
集合時間に間に合うようにするには、何時に出発して何時の電車に乗る必要があるのか。
練習試合ということは、何色のユニフォームを用意すれば良いのか。
こんなことをある程度、自分で考えて行動に移すことを求められます。
とはいえ、中学入りたての場合、まだまだ小学生マインドも残っているはず。
そのため、親のフォローがある程度求められます。
「あ、中学生になるとこんな変化があるんだ」ということを理解しておいて、適切なフォローが出来るように備えておきましょう。
順番に解説します。
【サッカー】中学校から変わること|サッカーのルール
中学生になると、体の成長に合わせて、サッカーのルールが変化します。
大きく変わるのは下記の3点。
- コートが大人と同じサイズになる
- ボールのサイズが5号球になり、こちらも大人と同じサイズになる
- 試合時間が伸びる
こんな感じ。
中学校になると、試合時間以外がほぼ大人と同じルールになると思っておけばOK。
8人制サッカーの、約2倍のサイズのコートを走り回ることになります(縦の長さ:約100m 横の長さ:約70mの大きさのコートになります)。
パパママには、あまり直接の関係はないかもしれませんが、子供たちは戸惑うこと必至です。
今までコートの半分まで飛んでいたキックは、ボールが重たくなって全然飛ばなくなり、足が速い子との差は、コートが大きいことでより顕著に現れることになります。
しかし、この悩みに関してはそこまで過敏になる必要はなし。
後述しますが、子供の成長スピードについては個人差が大きい上に、大人になるにつれて、体格差はそこまで大きく無くなります。
体が小さかったり、コートの大きさに馴染めない時も、その時出来ることに精一杯取り組んでいれば、いずれ差は埋まっていきます。
子供は親の態度をとても繊細に感じ取りますので。
パパママまで必要以上に焦る必要はないです。自信を失わないような声がけを心がけてあげてください。
※試合のルールは大会のレギュレーションによって異なりますので、例外もあります。ご了承のほどを。
【サッカー】中学校から変わること|サッカーの道具
中学校に上がると、道具にも変化があります。
- ボールが5号球になる
- 取り替え式スパイクがOKになる
- 道具の消耗が早くなる
- チーム所有の備品管理を子供がすることも(ボールを会場まで持って行ったり)
こんな感じ。
ボールに関しては先述の通りでして、4号球だったものが5号球になります。
新しく用意することになりますので、まだのあなたはこちらの記事からどうぞ。

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また、中学校に入ると道具の消耗が早くなります。
理由は2つほどで、下記の通り。
- 練習の頻度が上がる
- 体が大きくなりパワーが上がるから
体が大きくなると、道具の消耗も早くなります。
小学生のトップスピードと、中学生のトップスピードでは、おおきな差があるので、ギュッと踏み込んで止まるときのスパイクへのダメージも変わってきます。
スパイクが削れたり、ソックスが破れたりする頻度も多くなるでしょう。
なので、あまり高価な道具をいちいち用意していると、家計の負担が大きくなるかもしれません。
とくにスパイクについては、高価な一足よりも、安価なものを二足購入しておくのがおすすめだったりします。
練習の頻度増加に備えて、雨などにも対応できるようにしておくと良いですよ。
詳しくは下記の記事で解説していますのでご参考までに。

雨用のサッカースパイクをお探しですか?雨の日用のサッカースパイクを選ぶポイントをまとめました。雨の日には人工皮革のスパイクを選ぶと良いですよ。天然皮革のスパイクが雨に濡れてしまうと、革がパリパリになってしまって手入れが大変ですので。おすすめの人工皮革スパイクと合わせてまとめています。
【サッカー】中学校から変わること|サッカーで求められる技術
中学校になってくると、求められる技術も変わってきます。
- 確実な「止めて蹴る技術」
- 強いフィジカル
- 安定したメンタル
中学生になると、より「大人のサッカー」に近づいてきますので、上記のような技術が求められることになります。
特に「止めて蹴る技術」については、中学1年生から2年生くらいまでには確実に身につけておきたいところ。
サッカーには「ゴールデンエイジ」という考え方があり、基礎技術の向上には12歳前後がもっとも最適と言われています。
U-10~U-12年代は心身の発達が調和し、動作習得に最も有利な時期とされています。集中力が高まり運動学習能力が向上し、大人でも難しい難易度の高い動作も即座に覚えることができます。
「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、世界中どこでも非常に重要視され、サッカーに必要なあらゆるスキル(状況に応じて技術を発揮すること)の獲得に最適な時期として位置づけられています。
こちらには「U-10~U-12年代(10歳から12歳)」という記述がありますが、中学1年生から2年生であれば、まだまだ全然伸びます。
むしろ、ちょうど環境が変わって「うまくなりたい!」という自我が芽生え始める頃なので、中学1年生から2年生くらいで本気で取り組めると、その期間でガツっと伸びる子が多い印象。
逆にこの期間を逃すと、その後のプレーヤー人生に長く響くと思います。
この時期にガッツリと取り組めないと、やはり大人になっても硬さが残るボールタッチになるかなと。
基礎練習は単調なので、退屈しがちなのですが、しっかりと取り組むように声がけをしてあげましょう。
【サッカー】中学校から変わること|会場までの通い方
ここからはサッカー周辺の変化です。
中学生になると、サッカーの通い方も変化します。
- 集合時間や行き方を自分で管理するようになる
- 送り迎えがなくなり、自ら電車移動をするようになる
- 場合によってはチームの荷物を当番制で運ぶことも
親のフォローから徐々に離れ、自立した行動が求められるようになります。
パパママからすれば、少し不安もあるかもですが、案外子供たち自身でなんとかしてくれます。
中学生までくれば、意外とたくましいです。道に迷ったりしても、なんだかんだで周りの大人に聞いたりしてなんとかします。
最初は失敗もあるかもですが、そこは辛抱強く見守ってあげて、過干渉はNGです。
大人への第一歩だと思って、寛大に支えてあげましょう。
それでも、教えてあげないといけないのは、移動時のマナーです。
電車移動時にうるさい、横に広がって道を塞ぐ、道中で調子に乗って大声を出す等々、まさかのマナー違反でチームに迷惑をかける可能性もあります。
いけないことはいけない、と毅然とした態度で接するようにしましょう。
【サッカー】中学校から変わること|学校での勉強
中学生になると、勉強の環境も変化します。
- 練習の時間が増えて、勉強時間が取れない
- 練習がハードになって、勉強する体力がない
- テスト期間があって、集中した勉強が必要になる
小学校の頃には、それなりの勉強で良い成績が取れていた子も、徐々に意識的に勉強をしないと点数が取れなくなってきます。
特にサッカーをやっている子供は、サッカーをやったあとに「隙間時間を使って」「疲れた体で」勉強することになるので余計大変です。
チームによっては、テストの成績が悪いと試合に出られない、というルールを設けるところもあったりします。
取り組み方を工夫して、より効率の良い勉強スタイルを確立しないと、サッカーも学校生活もうまくいかなくなってしまう可能性もあり。
それを避けるためにも、家庭学習の習慣をしっかりと身に着けるようにしましょう。
ちなみに、塾に通わせるという選択肢もあるのですが、サッカー以外の限られた時間で通うのは大変です。
結局、塾に行ってもなかなか効率よく勉強できない、という悪循環に陥ることもあるかと。
サッカーと勉強の両立させるなら、進研ゼミなどの学習ツールを活用するのがおすすめ。
もちろん、教科書で勉強もできるのですが、進研ゼミであれば一定期間ごとに教材が届いて、要点に絞った学習ができるので、メリハリをつけた勉強ができます。
うまく活用していくことで、サッカーとの両立をサポートしてくれるはず。
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ていうか、今の進研ゼミはタブレット使って勉強できるんですね…。すごい時代ですよほんとに。
中学校のサッカーで求められる「親のフォロー」
中学校になったら、サッカーはこう変わるよ!という内容をまとめました。
ここからは子供が中学校に上がるに当たって、意識しておきたい「親のフォロー方法」についてまとめます。
ポイントは下記の3点。
- 環境に馴染むためのフォローを!
- 体の成長スピードに過敏になりすぎないこと
- 適切な道具の用意をしてあげましょう!
中学校に上がると環境がガラッと変わります。
他の小学校からくる友達と一緒になったり、厳しい先生が登場したり、通学時間が長くなったり…
子供は表に出さないかもしれませんが、意外と悩んでいることがあるかもしれません。
その時は優しくフォローしてあげましょう。
子供の「体の成長スピード」に過敏になりすぎないようにしましょう
また体の成長スピードには敏感に反応しすぎないようにしましょう。
いま体が小さくても、いずれ身長差は小さくなりますし、時間が経てばみんな大人の体つきになってきますので。
中学生は成長期です。
夏休みの期間中に身長が5cmくらい伸びた!ということだってざらにあります。
しかし、体の成長スピードは個人差がとても大きいです。
ドカンと伸びる子もいれば、あまり一気に伸びない子もたくさんいます。
体が小さい子は、当たり負けをしてしまうため、悩むことも多いでしょう。
でも正直、心配する必要はないです。
体が小さい子は、体が小さい時期をグッとこらえてサッカーに取り組めば、高校以降で一皮剥けます。
詳細はこちらの記事でまとめましたので、ご参考ください。

子供自身が体が小さくて悩んでいても、親が過敏に反応してはダメです。子供は親の焦りを察しますので。
大丈夫。真剣に取り組んでいれば、これから伸びます。
しっかりと知識を備えて、どっしりと構えて支えてあげましょう。
中学校で戸惑わないために!小学生のうちから備えておきたいこと
中学校で戸惑わないために、小学生のうちから備えておきたいことを再度まとめます。
- 学習習慣を定着させること
- 時間の管理や道具の管理を自分でできるようになること
中学校に入ると、ある程度の自立を求められるようになります。
とくに学習に関しては注意です。
サッカーの練習時間がのびて、練習がハードになると、しっかりと成績を維持することが大変になります。
小学生の意識のまま、突入してしまうと痛い目をみるはず。
✅学習のレベルも上がり、勉強時間も減る…。負のループに陥ってしまう可能性ありです。
おまけにチームの決まりで「成績が下がったら試合に出れない」という決まりまであったら、ダブルパンチです。
大事なのは家庭学習の習慣を定着させること。
塾に行くのは金銭的負担も大きいですし、子供自身の体力的な負担も大きいです。
いろいろな家庭学習ツールがありますので、早め早めに検討を始めることも大事です。
進研ゼミなどであれば、無料体験教材もあるので、一度触ってもらった上で子供の意思を聞くことができます。
結局は、子供自身が「これでやろう!」という気持ちを持たないとなかなか続かないので…。
実際に触ってみることは大事です。
筆者自身も、進研ゼミでサッカーと勉強の両立を乗り切った経験があります。
予備校に行くよりは、だいぶ費用を抑えることができたのかなと思っています。
しっかりと備えていきましょう。
中学校になったらサッカーはこう変わる!|まとめ
中学校になったら、サッカーはこう変わるよ!という内容をまとめました。
最後におさらいすると下記の通り。
- 中学校は大人への第一歩!サッカーのルールも環境も大きく変わります。
- 特にサッカーの技術は「基礎技術の向上」が重要!ゴールデンエイジは今だけです。
- 環境変化のキーワードは「自立」!持ち物や時間管理を自分でできるようにしましょう
- 勉強のレベルも上がります。サッカーとの両立はよりハードになるはず。学習習慣の定着をしっかりと!
こんな感じ。
中学生になると、あらゆる面で小学生よりもハードな生活を送ることになるでしょう。
サッカーのルールは変わり、練習はハードになる…
勉強は難しくなり、しっかりやらないとついていけなくなる…
正直最初はハードルだらけです。でも、しっかりと取り組めば大丈夫。
むしろ、学生時代にやりきった経験は大人になってからも自信になるはず。
しっかりとフォローしてあげて、より良い経験ができるように支えてあげましょう!
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