少年サッカーは練習しすぎに注意!最適な練習量は本人の目標をベースに設定しましょう【部活的根性論は悪です】

コラム

少年サッカーで週5日も練習するなんて、練習しすぎな気がして…
ウチの子も少し疲れているように見えるんだけど大丈夫かしら?

そんなあなたのためにまとめました。

結論としては、「目標がないまま練習量だけ増やすのはNG」です。いくら元気な子供でも疲労は溜まりますし、ケガにもつながります。

明確に「週何日が理想」という基準はないですが、あくまで「目標に沿って」必要な量の練習を取り入れるのがベストです。

私は中学生への指導経験もありますので、その時の実感も記事に盛り込んでいます。

ただ、私の主観だけだと信憑性どうなの?という部分がありますので、戦術的ピリオダイゼーションという注目されているトレーニング理論や、書籍も参考にしつつ記事にしています。

ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

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少年サッカーで「練習しすぎ」はNG|その練習に意図はありますか?

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「ウチの子、練習しすぎかも…」と感じたのであれば「その練習量に意図はあるかな?」と考えてみましょう。

お子さんは、なんのために練習量を増やしているのでしょうか?「上手くなるためです」という回答では漠然としすぎています。

「試合で一歩抜き出るためには、ドリブルで相手を抜き去ってクロスをあげる能力を身につける必要があると考えたので、1対1の対人練習を重視しているスクールに通っています」

目的には、せめてこれくらいの解像度は欲しいところです。貴重な時間を割いて、選手の身体的疲労も増やしてトレーニングしてるのですから。

 

練習をすることで、当然ながら選手は疲弊します。疲労がどれだけ溜まっているのか、それも考慮して練習量は決めていく必要があります。

トレーニングに関する考え方では、宇佐美選手がグアルディオラ監督(当時:バイエルンミュンヘン監督)に怒られた話が有名ですので、共有します。

 

グアルディオラ監督:そんなの頑張ったと思いたいだけだろう。

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宇佐美選手がバイエルンミュンヘンに所属していた当時、周りのレベルが高くて、ついていけなくなることを危惧して、グアルディオラ監督に居残り練習を志願したそうです。

「練習終わりに走っていいですか?」そう伝えた時に、グアルディオラ監督が返した言葉がこちらです。

「君は、スポーツ科学を何も知らないのか?君の身体にとって害になる以外に、練習後に長い距離を走ることに意味があるのか?」

(中略)「それは、プラシーボ効果でしかない。選手は15分走って練習を終えたことにより、とても辛い練習をやり切ったと思い込みたいだけなのだ」

出典:「居残り練習」を捨てよ。グアルディオラの「練習論」。

「その練習は本当に必要なのか?」「時間内のトレーニングを全力で取り組めば十分なはずで、やりきったと思いこみたいだけではないのか?」と伝えたそうです。

 

お子さんの練習も、必要な練習に可能な範囲内で取り組む分には全く問題ないと思います。

でも、お子さんの練習は「練習している感」を出しているだけになっていませんか?

大事な成長期だからこそ、成長についてトータルで考える必要があります。

「練習している感」だけで練習に時間を割くのはもったいないです。少し今の状況を疑ってみてもいいかもしれません。

 

とはいえ、サッカーを上手くなりたいという一心で、頑張っていると思いますので、合理的なトレーニングの考え方もシェアしておきます。

戦術的ピリオダイゼーションという言葉を知っていますか?

 

少年サッカーで「練習しすぎ」はNG|戦術的ピリオダイゼーションという世界基準

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戦術的ピリオダイゼーションとは「週末に試合に臨むことを前提として、それに対して合理的なプロセスを踏む」という考え方です。

(「合理的なプロセスを踏む」ということ以外にも「戦術的なゲームモデルを設定する」という意味合いもありますが、記事の本旨と外れるので今回は説明を省きます)

 

世界のサッカーでは一般的になりつつありますが、なかなか日本のサッカーには馴染んでいないのが実際のところです。

「体力づくり」という漠然とした目的で走り込みをひたすら行う、日本の部活的考え方とは対極の考え方です。

なので、今まで根性論でやってきた人たちが、通例の考え方をなかなか排除できないのでしょう。戦術的ピリオダイゼーションを通して、悪い意味での日本らしさも垣間見えますが…

とても役に立つ考え方ですので、一旦「悪い意味での日本っぽさ」は置いておいて、戦術的ピリオダイゼーションについて考えてみましょう。

 

週のスケジュールを明確に区切っている

戦術的ピリオダイゼーションでは、週のスケジュールを合理的に明確に区切っていることに特徴があります。

月曜日はオフ、火曜日はリカバリートレーニングというように、週のスケジュールが細かく分かれています(各曜日の説明を加えると長くなるので、一旦省きます)。

 

特徴的なのは「休養」をしっかりと取り入れていることです。

戦術的ピリオダイゼーションでは、試合翌日は完全にオフ、そしてその翌日はリカバリートレーニングで軽く動かす程度と定められています。

これもまた日本の部活的な考え方とはだいぶ異なる考え方です。試合に負けたら、次の日は走り込み…なんてありえないです。極めて非科学的です。

最近では、しっかりリカバリートレーニングを取り入れる部活も増えているようではありますが、無知な指導者は未だに古いやり方に固執してることでしょう。

 

そして、あなたのお子さんには「休養」という概念はありますか?

いくら子供は元気だからとはいえ、週6でがっつりサッカーをしていては、体に負担がかかります。

成長期は成長痛なども発生する時期です。オーバートレーニングとならないように、しっかり休養をとることも考慮に入れるべきです。

 

また、戦術的ピリオダイゼーションの特徴的な考え方の一つが、心理的疲労をしっかりと考慮している点です。次の節で解説します。

 

心理的疲労の軽減にもフォーカス

日本の部活で最も軽視されている点だと思いますが、戦術的ピリオダイゼーションでは心理的な疲労にもしっかりとフォーカスしています。

「あ~最近疲れているし、サッカーの練習イヤだな~」と言いながら行うトレーニングと、

「よし!しっかり休んだからそろそろサッカーやりたくなってきた!」と考えながら行うトレーニングでは、どちらがトレーニング効率が上がるでしょうか?

間違いなく「サッカーやりたくなってきた!」の方がトレーニング効率が上がるでしょう。

 

部活では「やりたいとか、やりたくないとかじゃなくてやるんだ!」という根性論がまかり通っていますが、これは指導者など管理する側の人間の怠慢です。

どうやって「サッカーをやりたい状態」に持っていくか?という視点も取り入れて、練習をおこなっていく必要があります。

 

そして、この根性論は家庭でも起こりがちなことです。

お子さんの「上手くなりたい」という言葉を鵜呑みにして、とにかく量をこなすトレーニングになっていませんか?

心理的疲労も考慮してあげて、「今うちの子はサッカーへのモチベーションを保てているかな?」と気にかけてあげることも大事です。

あなたのお子さんはサッカーを楽しめていますでしょうか?もう一度思い返してみましょう。

 

戦術的ピリオダイゼーションについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの雑誌で特集が組まれていますのでどうぞ。

>>フットボリスタで「戦術的ピリオダイゼーション」について知る

英語の書籍の方が充実していますので、英語が得意な方はこちらもぜひ。

少年サッカーで「練習しすぎ」はNG|継続力は目標あってこそ

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日本では継続が美徳とされていますが、 継続をただ盲信することは良くないことだと思います。

もちろん継続は、成長のためや結果を出すためには重要な要素です。

ただ、目的が見えない継続は時に毒となります。

 

目標を明確にもつことが大事

何かを継続するのであれば、目標は明確に設定することが大事です。

先ほどの戦術的ピリオダイゼーションでも、試合でのパフォーマンスを上げることを目標において、週のスケジュールを明確に設定していましたが、

個人の技術向上においても同じです。

 

お子さんの最終的な目標はどこで、そのために達成しなければならない、具体的な小目標はなんでしょうか?

そして、今行っている継続はそれに見合ったものになっていますか?

今一度問い直す必要があるかと思います。

 

成功する人はみんな「やりきる力」を持っています

成功する人は皆、目標設定をして、それをやりきる力を持っています。

このことについては、GRITという本が有名ですので、興味がある方は読んでみてください。

要約動画がありましたので、おいておきます。

お子さんは親の行動を見て育ちます。

お子さんの人生を充実させようと思ったら、まず自分から行動を起こすことも大事だと思います。

仕事や普段の生活にも活かせる内容ですので、ぜひどうぞ。

 

少年サッカーで「練習しすぎ」はNG|まとめ

練習量が正義と盲信して、進んでいくのは良くないよという話でした。

冷静になって考えてみると、体を動かした量とボールを触った回数だけで成功が全て決まるわけないんですよね。

もし、トレーニング量だけが全てなら、ビジネスでも忙しく飛び回っている本田圭佑選手は時間がなさすぎて結果を出せないでしょう(大人と子供では求められるトレーニングも当然異なりますが)。

周りから認められる人間性、的確なトレーニングが積める頭脳など、いろいろな要素が重なってサッカー選手として完成していきます。

もしかして練習しすぎかな?という考えがよぎったなら「サッカー選手に必要な要素ってなんだろう?」と振り返ってみましょう。

 

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