野球の防球ネットは自宅で個人練習を行うには必要不可欠な練習道具です。
筆者も昔は近所で良く1人で壁あてをしていましたが、近頃は規則も厳しくなり壁当てが出来るところはほとんどありません。
硬式ボールに関してはキャッチボールすら出来る場所がないという人も多いのではないでしょうか。
そんな中でも防球ネットを購入すれば1人でピッチングからティースタンドがあればバッティングまで1人で練習することが出来ます。
自主練を本格的にするためには、防球ネットの準備は重要です。ぜひ導入することをおすすめします。
今回は野球の防球ネットを自宅用に絞ってご紹介していきたいと思います。
野球の練習で活用!自宅用防球ネットの選び方
まずは、防球ネットの選び方を経験者目線から、3つにまとめました。
防球ネットは準備にも時間がかかりますし、そこそこの金額の買い物になります。
一度買ってしまうと、買い直すのは面倒です。しっかりと情報を集めてから購入するようにしましょう。
選び方のポイント①組み立てが簡単
防球ネットは組み立て式の物が多く、中には組み立て方がとても複雑な物もあります。
毎回折りたたんで収納するご家庭だと組み立てが面倒になってしまい、使わない原因にもなるので、組み立ては出来る限り短時間で簡単に行える物にしましょう。
また、庭に置きっぱなしにするご家庭の方はフレームが錆びたり、ネットが劣化しないようにビニールシートをかけるなどの対策をした方が良いです。
選び方のポイント②頑丈なネットになっているか
一番重要なのがこのネットの強さです。
ティーバッティングを行っているとピッチングと違いネットの色々な所に当たるため補強がしづらく、ネット全体に穴が大きく広がってしまう恐れがあります。
安価すぎるネットよりも、ある程度頑丈なネットを購入した方が長持ちします。
安物買いの銭失いという言葉もありますので、少し高価になってもしっかりとしたものを選んだ方が良いでしょう。
結果的に安いネットを買うよりもお金がかからずに済みます。
選び方のポイント③展開サイズは用途に適しているか
買ってみたがいざ組み立ててみると自宅のサイズに合わなかったという声をよく耳にします。
ネットの展開サイズは物によって大きく異なるので購入前に必ずチェックしてから買うようにして頂きたいです。
また、網目1つ当たりのサイズを確認することも重要なポイントです。あまりにも1つ1つの網目が大きいとボールが抜けてしまう危険があります。
ネットのサイズは、購入後にしっかりと活用できるかどうかを左右する重要なポイントです。
通販であればサイズ表記をしっかりと確認し、店頭で購入するようであれば、パッケージをしっかりと確認するようにしましょう。
自宅用ネットの主な使い方|ティーバッティング・ピッチング・スローイング練習
ティーバッティングを行う際はティースタンドを別で購入すると1人でも練習をすることが出来ます。
ピッチング練習を行う際はタオルやビニールテープで目印を付けて行うと良いです。ネットだと的が大きく、どうしても適当なピッチング練習になってしまうことが多いです。特に肩は消耗品ですので、球数多くというよりは決めた球数を一球一球丁寧に投げ込んで欲しいと思います。
スローイング練習を行う場合は練習相手がいる場合は出来るだけ捕る動作からスローイング練習を行うことをおすすめします。捕る投げるを別の動作と捉えず、一連の動作の中でスローイング練習を行うことでより実戦で活きる練習ができるからです。
自宅用ネットを使うときの注意点|練習前にネット確認とフレームに重りを
ネットの破れがないかの確認と、フレームがしっかり組み立てられているかの確認は練習前に毎回必ず行いましょう。
後ろに人がいたり物が置いてあったら大事故に繋がる恐れがあります。
また、フレームはほとんどがステンレスかプラスチック素材で出来ておりとても軽いです。
筆者もネットを使用していた際に風やボールの勢いでネットがフレームごと倒れてしまう事がありました。
ペットボトルやダンベルなど何でもいいのでフレームの両端に重りを置いて使用することが良いです。
野球の練習におすすめの自宅用ネット3選!
野球の練習におすすめの自宅用ネットを三つ厳選しました。
自宅にあったサイズのものを購入して使用することで、より自主練が捗るでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
野球の練習におすすめの自宅用ネット①AKOZLIN 野球練習ネット
展開サイズ213cm×213cmの万能型ネットです。
四つ角にゴムを張ることでストライクゾーンの的を簡単に設置できるので1球1球質の高い練習が出来るよう工夫が施されています。
組み立て方はシンプルですが、最所の方はフレームのスチールが固く、設置するのに少し苦労すると思います。
回数を積むごとにフレームがしなりやすくなるので我慢強く使うことが大切です。軟式球、硬式球共に対応しています。収納袋もついているので1回毎に片付けたいという方にもオススメのネットです。
野球の練習におすすめの自宅用ネット②RAKU野球練習ネット
展開サイズ縦215cm横220cmの万能型ネットです。
RAKUのネットは耐久性に優れています。フレームは高質なスチールを採用しており、錆びにくくなっています。
また、ネットも他の物よりも頑丈に作られています。
このネットもストライクゾーンを自分で取り付けるタイプですが、今回はなんとストライクゾーンが9分割に分かれており、より実戦に近い練習をすることができます。
ネットとフレーム合わせて3.6kgとかなり軽量なので必ずフレームに重りを乗せて使うようにして頂きたいです。
野球の練習におすすめの自宅用ネット③GMGN野球練習ネット
展開サイズ211cm×211cmのバランスの良いネットです。
このネットはストライクゾーンを示す紐がついていない代わりに、他のネットよりもかなり安い5000円代前半で購入することが出来ます。
ストライクゾーンは自分でビニールテープ貼ったりすることで、自作することが出来るので面倒でない方は十分このネットで大丈夫だと思います。
収納袋もついており、組み立ても簡単なので初めての防球ネットにおすすめの一品です。
野球の練習におすすめの自宅用ネット④Spornia野球防球ネット
展開サイズ縦150cm×横150cmに加えて、奥行きも150cmある安定感抜群のネットです。
このネットは組み立てを飛ばして折りたたんであるネットを広げただけで即使用できる驚きの設置時間30秒ネットとなっています。
さらにネットが前だけでなく横にまで伸びているのでボールが散らばる心配がなく、練習効率も抜群のネットです。
値段は他のネットより少し高くなっていますが、長く使いたいという方や面倒くさがりの方には間違いなくおすすめの一品です。
野球の練習におすすめの自宅用ネット⑤Voodans 野球用防球ネット
このネットは、他のネットと違いくくりつける所がないと使用できません。
しかし、4か所くくりつける所さえあれば他のどのネットよりも頑丈でお値段も驚きの1550円で購入することができます。
鉄パイプなどの棒を4か所四角になるように差し込み、このVoodasのネットを何枚も購入して上から側面まで囲めば自宅にバッティングゲージを作ることもできます。DIYで改造したり、つなげて使うなど様々な使い方が出来るのもこのネットの特徴の1つです。
ネットの網目は4cm×4cmと少し大きめですが、この防球ネットには付属品として結束バンドがついてきます。
穴が空いても早めに気づけば結束バンドで塞ぐこともできるので、練習前はケガ防止のためにもネットの穴あき確認をするようにしましょう。
まとめ
今回は自宅用の防球ネットについてご紹介していきました。
似たような物が多くどのネットにしようか悩んでいた方も、バッティングをするのかスローイング練習をするのかとやりたい練習内容をまず明確にすれば、どのネットが適しているのか絞れてくると思います。
防球ネットを購入すると打者は置きティーに使うティー台も一緒にご購入することを推奨します。
コロナ化で全体練習が出来ない中でも、この自宅用防球ネットを使って1人でも多くの選手がレベルアップ出来ることを心から祈っております。