少年野球ではまだ技術的にもストライクをテンポよく投げることが出来ないため、バッティング練習には必ず大人がバッティングピッチャーを行わなければなりません。
そんな時に使うのがバッティングマシンです。
バッティングマシンを活用することで、人がわざわざボールを投げなくても効率よく練習を進めることができます・
今回は高校野球などの高価なバッティングマシンではなく、まだ野球を始めたばかりの選手や個人練習向けのバッティングマシンを紹介していきたいと思います。
子供むけバッティングマシンの選び方
子供向けバッティングマシンの選び方を解説します。
バッティングマシンには、練習に使用するような本格的なものから、幼児が使用するような遊び用まで、様々なタイプがあります。
選び方のポイントを抑えて、用途に合わせたバッティングマシンを選ぶようにしましょう。
選び方のポイント①緩い球で近くから
少年野球は打つことの楽しさを覚えることをまず第一に考えます。
そのため、球速は遅く、距離は近い物から確実にミートする練習ができるマシンを選びます。
プロ野球選手でも緩い球を打つことが大切と言う選手もいる程、緩い球を打つことは基本で最も大切なことです。
まずは基本に忠実に練習を開始することが大事です。
選び方のポイント②簡単操作
子供が学校から帰り1人でも練習が行えるように操作はボタン1つで行える物が理想です。
また、手間がかかりづらいようにテンポが一定で、程度球数が入る物を選びたいです。組み立て式は最初はあまりおすすめしません。
用途に合わせて選ぶことが大事です。
選び方のポイント③まずは安価な物から
子供用バッティングマシンはネットなどで防護しながら使わない物が多く、故障のリスクが高いです。
また、子供が操作するということもあるので、まずは壊れてもいいように安い物から使っていくことをおすすめします。
子供むけバッティングマシンの使い方
子供向けのバッティングマシンは基本的には硬球、軟球ではなく柔らかいボールで練習を行います。親が目を離しても安心して練習が出来るように怪我のリスクだけは無くすようにしましょう。
まずスイッチをオンにします。その後決まったボールをマシンにセットして、後は球の出てくるところがストライクゾーンになるように自分が立ち位置を決めて打つだけです。
ストライクゾーンには目印になるようにベースの代わりとなる物を置いた方が良いです。場所はできる限り広いところで使いましょう。なぜなら、打球が飛ぶのを体で感じた方が子供は野球の楽しさを覚えるからです。
まずは数を打つことが大事です。
とにかくバッティングを楽しんで、少しずつ上達できるようにしていきましょう。
おすすめの子供むけバッティングマシン|練習用
練習にも活用できるバッティングマシンをまとめました。
バッティング練習に使用するマシンにも、ボールをトスするものもあれば、シャトルをトスしてくれるものもあります。
行いたい練習に応じて選び分けることが重要です。
バッティングマシンを購入する際の参考にしてみてください。
おすすめの練習用バッティングマシン①トスマシン・フロントトス FTM-253
高さ44センチ、幅25センチ、奥行き33センチ、総重量1.3キロとかなり持ち運び便利な設計になっています。
ウレタンのボールと穴が空いていて打球が飛びづらいように設計されたイエローボールの2種類に対応しています。まずはイエローボールで安全に使ってから、ウレタンのボールで飛距離を体感することをおすすめします。
軌道は4段階で調節できるので苦手なコースから得意なコースまで存分に練習することができます。
電池式になっており、単一電池4本で動きます。オンオフのスイッチも簡単操作なので子供が1人で練習することも充分可能です。
おすすめの練習用バッティングマシン②インドア バッティングマシンFPM-103
球数や練習効率を上げるには1番良いのがこのインドアバッティングマシンFPM-103です。
約5秒間隔で4~7メートルの距離に球が飛んでくるようになっています。最大50球の連続打撃が行えるので子供も玉拾いをする必要がなく集中してバッティング練習を行えます。
また、球が通常の野球ボールより遥かに小さい40mmに設定されているので、ミートがとても難しくかなり技術力向上に直結する練習ができます。
ボールはカラーボールとなっており色分けされていることから、赤は打つ、青は見送るなど、打ち分けの応用練習もできるので、学年問わず使える非常に優れたバッティングマシンになっています。
おすすめの練習用バッティングマシン③スピードシャトルマシン3点セットFSSM-220 FACAD-100 FSS-405MK
スピードシャトルは通常のシャトルよりも小さく頑丈に作られている為、壊れづらく飛びやすい設計になっています。
4~7メートルのところにシャトルが来ます。
シャトル打ちは野球ボールよりも飛ばすのはコツが必要で上手く力が伝わらないと遠くに飛ばすことは出来ません。また、芯に当たったときとそうでない時とで、音が全然違うので自分でもミートポイントを確かめやすい練習となっています。
電池でも使用は可能ですが、それだとシャトルの距離やスピードに差が生まれやすいため今回はアダプターの同時購入も推奨させて頂きます。
また、シャトルも同時購入できるお得な3点セットもありますので、是非参考にしてみて下さい。
おすすめの子供むけバッティングマシン|遊び用
ここからは遊び用途のバッティングマシンを紹介します。
練習に活用するほどのクオリティには至らなくても、野球に親しむには十分な仕様になっています。
スポーツはまず、楽しむことが大事です。
幼稚園から小学校低学年くらいまでのお子さんには、まず野球に触れる機会を増やしてあげるようにしましょう。
おすすめの遊び用バッティングマシン① BASEBALL SET
筆者も野球が好きになったきっかけはこのBASEBALL SETでした。
ボールを台に置き、押し込みと数秒後にボールが押した台が戻ってくる勢いで真上にトスを上げてくれるという仕組みです。注意点はボールを、押し込んだ後にすぐバットを構えるという1点のみです。電動ではないのでコスパもよく、また超小型なので持ち運びも大変便利でカバンに入れて公園などに持っていくことも可能です。
また、バットも小さい子供向けの重量と長さに設計されているので、充分楽しんでバッティングが出来ると思います。
野球に触れたことのない子供への最初のバッティングマシンに最適の一品です。
おすすめの遊び用バッティングマシン②SUPER!BATTING PITCHING MACHINE
ストレートと変化球の2種類を投げることができるとても優れたマシンです。
電動で動くマシンでは超最安値の2380円で購入することができます。
小さい子供が遊べるようにプラスチックバットとボールがついてこの値段なのでさらに驚きです。この付属で付くバットが、子供向けバッティングマシンに付いてくるバットの中でも1番、本物のバットの形に似ている思います。
マシンはアーム式となっていて1番バッティングセンターに近い形で練習をすることが出来るので、まずはお家でバッティングという方におすすめのマシンです。
おすすめの遊び用バッティングマシン③阪神タイガースピッチングマシン
こちらは阪神タイガースファンに向けられたバッティングマシンです。
プロ野球が好きな子供も多いと思うので、使えば友達通しの間で話題になること間違いなしのバッティングマシンです。作りはSUPER!BATTING PITCHING MACHINEに似ています。
しかしこのマシンは穴あきボールと普通のプラスチックボールの2種類をランダムで混ぜることが出来、見分けがつきづらいので、真っ直ぐと変化球をランダムに打ち分ける事が出来るのです。また、バットはコンパクトに収納することが出来るので、持ち運び便利で管理もしやすい一品です。
まとめ
子供用のバッティングマシンはボタン1つで操作が出来、重量も比較的軽めの移動がしやすい物が多かったように思います。
野球を初めて1、2年が経った子供には、2種類の球種を投げ分けたり、コースを投げ分けたりと性能を重視したバッティングマシンをおすすめします。
まずは技術力向上というよりも野球の特にバッティングの楽しさを知ってもらうという意味でバッティングマシンを利用して頂きたいです。
今回ご紹介したバッティングマシンを利用して1人でも多くの子供たちが野球を始めて、いつまでも野球が日本の自慢のスポーツであって欲しいと願います。