フットバッグってなによ?
という人が大半だと思いますが、これです。↓
マイフットバッグです。
実は私は持っています。1回買い替えたので、今持っているものが2個目です。
このフットバッグですが、20代半ば以降の人には、
「昔、ペプシについていたやつです。」
と言うと伝わるんですよ。
ジェネレーションギャップって怖いですね。←
でも「あれってフットバッグって名前なんだ!」という反応の方もいるはず。
実はフットバッグは世界大会が開催されているようなスポーツなんです。
この記事では、フットバッグってなに?というところから、サッカーに役立つの?という点まで、自身の経験を交えつつシェアしていきます!
◆2019年10月14日追記
プロフットバッグプレイヤーの石田太志さんに取り上げていただきました…!
大変うれしいです。ありがとうございます!
とてもわかりやすくフットバッグについてまとめて頂いています。
— 石田 太志(TAISHI ISHIDA) (@taishiishida) October 14, 2019
ご紹介もして頂きありがとうございます✨ https://t.co/08dWJyNKPm
★この記事を読むとわかること
- フットバッグってなに?という基礎知識を理解できる
- どういう点がサッカーに役立つのかが理解できる
- 練習に最適なフットバッグを見つけられる
それでは見ていきましょう!
フットバッグってなんですか… ?
聞いたことないです…
嘘をついちゃだめだよ~。
昔、ペプシにおまけとして付いてきたやつじゃないか~!
ペプシのおまけ…?
なんのことですか…?ペプシっておまけが付いていたんですか??
(なに!?ペプシにおまけが付いていたことすら知らない…!?)
まあ…そういう景気の良い時代もあったということだな!!
とりあえずフットバッグは「サッカーの練習にもなる」面白いスポーツだから、みんなで見ていこう!
フットバッグってなに??
まずは基礎の基礎からさらっていきます。
まずこちらの動画をご覧ください。
ペプシ世代の人からすると圧巻です。もちろんフットバッグ自体を初めて聞いた方も「こんなことができるのか!」と驚きのはずです。
このフットバッグについてザックリと紐解いていきます。
フットバッグの基本的なルール
フットバッグ協会のHPを見てみると、フットバッグの競技はいろいろなルールがあるようです。
フリースタイル、シュレッド30、ビッグ・スリー、ファット・コンボ etc…
すべて競技の名前です。
今回は動画で流れていたものに近いフリースタイルを紹介。
決められた時間内で音楽に合わせて踊るように様々な技を繰り出していき、 そのルーティンの難易度、美しさ、オリジナリティ、音楽との融合など、フットバッグの技術を総合的に競う競技。
競技時間はクラスによって異なり、オープン(上級者)が2分、インターミディエット(中級者)が1分30秒。
審査は各審査員が演技を芸術点と技術点それぞれ6点満点で評価し、それを順位に換算。
順位の合計数が最も低かった者が優勝となる。
※出典…日本フットバッグ協会公式HP
とのこと。
そうなんです。評価して採点とある通り、勝ち負けが付く競技なんですね。日本では年に1度の大会が行われています。
Japan Footbag Championships
毎年1回日本フットバッグ協会主催で開催しています。
2019年大会は9月23日(終わってしまった!!)に開催。
この大会ではフリースタイルとビッグ・スリー(決められた試技回数内に大技3つを決める競技)という2つの競技が行われているようです。
観覧は無料で申し込みも不要ですが、大会に参加される際は事前申し込みと参加費(2019年は1000円)が必要なようです。気になる方はぜひ!
フットバッグの競技人口は600万人!?欧米では意外とメジャーなスポーツ
さて、フットバッグの発祥についてですが、
フットバッグが考案されたのは1972年、アメリカでの事です。 膝の手術をした John Stalberger (ジョン・スタルバーガー)のリハビリ用に、 医師の Mike Marshall (マイク・マーシャル)が靴下に豆を詰めたものを足に乗せて遊んだら良いのでは? と考えたのが始まりです。
※出典…日本フットバッグ協会公式HP
リハビリのために考案されたのが始まりだったのですね。サッカーが発祥に関わっているのかと思ったら違いました。
そして表題の件ですが、なんと競技人口は600万人!
現在では欧米を中心に競技人口600万人とも言われるメジャーなスポーツに進化しています。
※出典…日本フットバッグ協会公式HP
ちなみにハンドボールの競技人口が400万人前後というデータもありましたので(すいません。データの確証は取れませんでしたが…)、それに匹敵する規模のスポーツでであるようです。
ただ、やはり人気は欧米の方が高いことは間違いなさそうです。
youtubeで「フットバッグ」と検索するより、「footbag」と検索した方が段違いにコンテンツが出てきます。
これからフットバッグについて、動画を見て研究しようという方はご参考までに!
フットバッグはサッカーの練習になる??
サッカープレイヤーにとって気になるであろうこのポイント。
結論から言うと「リフティングの練習」になります。特にリフティングのトリックを練習するにあたっては非常に練習になると思います。
フットバッグのどういう点が練習になるの??
特に練習になるのが「アラウンド・ザ・ワールド」です。カッコよく言いましたが、リフティング中に足をボール周りで1周させる技のことです。(勝手に名づけたわけじゃないですよ!実際にこんな名前がついているそうです。)
その「アラウンド・ザ・ワールド」を練習するための動画がYoutubeにはたくさん上がってますので、動画を貼っておきます。
こんな感じで解説してくれていますので、これを参考にして練習してもらえれば、できるようになるとは思います。
ただこれ、意外と難しいです。やると、足がボールにぶつかって飛んで行ってしまったり、そもそも足が回らなかったり…。
そこでフットバッグの出番です。
フットバッグが練習に役立つ理由を挙げるとこんな感じ。
- 足を「少し引く」という感覚が理解できるようになる
- ボールが小さいのでまたぐのが簡単
- 家でもできちゃう!
一つずつ説明しましょう。
1.足を「少し引く」という感覚が理解できる
いきなりですが、これが一番大事。フットバッグを使ってこの感覚を養うことができます。
私の経験談で言うと、「アラウンド・ザ・ワールド」でつまずく人の大半はこれが理解できていないと思います。
先ほど載せた動画の中でも「軸足をジャンプする」という解説がされていますが、これがその「足を引く」という感覚につながります。
右足でボールを上げて、右足でボールをまたぐ場合、一度右足をボールから離さないとまたげません。右足を振り上げてボールを上げると、ボールが足から離れないのでうまくまたげません。
そして「軸足をジャンプする」ことで、右足を振り上げることなくボールを上げることができるんです。
なので「軸足をジャンプする」という方法はとても的を得たアドバイスだなと私は思います。←どこから目線なの(笑)
そして、それをじっくり練習させてくれるのがフットバッグです。
足に乗せておけば、ボールを蹴り上げる必要がないので、じっくりこの動作の習得に専念することができます。
私はこのフットバッグがあったおかげで、「アラウンド・ザ・ワールド」ができるようになりましたので、ぜひフットバッグは活用すべきです。
2.ボールが小さいのでまたぐのが簡単
これは言わずもがな。
サッカーボール(5号球)は直径約68~70cmほどあります。フットバッグは規定によると2.54cm〜6.35cm。10倍以上の差です。
サッカーボールをまたごうとすると大きく足を回さなければならないため、非常に足の付け根が疲れますが、フットバッグであれば疲労軽減。省エネで練習を行うことができます。
フットバッグに慣れてしまったら、サッカーボールをまたげないのでは?という不安も聞こえてきそうですが、それは問題ありません。
基礎が身についていれば、あとは動作を大きくするだけです。疲れてしまって回数をこなせないサッカーボールより、よっぽど効率的に練習をこなせると思いますし、私はフットバッグ→サッカーボールという流れを汲んで習得していますので全く問題ありません。
3.家でもできちゃう!
これも大きいメリットですね。
サッカーボールを家で蹴ったら大惨事ですが、フットバッグなら家でも手軽に触ることができます(もちろん騒音などには気を付けてくださいね)。雨の日でも大丈夫。
こちらもぜひ→【サッカー練習法】雨の日でもできる!サッカーで周りに差をつける「考える力」!
素足でもよいのか?というところですが、軽く練習する程度なら特に問題はないかと思います。
本気で靴などにこだわりたい!と思い始めた方はこんな動画もありますのでどうぞ。
いろいろと改造をしていたりするようですね!ここまでしているとは驚きです。
ぜひご参考ください。
フットバッグですが、ここで取り上げた通り、サッカーにおいては特に「リフティングの練習」になります。
サッカーを始めたばかりでリフティングに苦戦している人、雨の日でもサッカーの練習をしたくてしょうがない人、などなど。
フットバッグおひとついかがでしょうか?(笑)
なるほど…!フットバッグって思ったよりもやっている人が多くて、サッカーの練習にもなるんですね!
そうなんだよ!フットバッグを面白そうに感じてもらえたかな?
はい!
ぜひ一つ買ってみたいなと思ったんですが、どういうのを買ったら良いんでしょうか?
あとそもそもどこで買ったらいいんですか?
フットバッグを買ってみよう!
ここまで読んできてフットバッグが欲しいと思った人も多いのではないでしょうか?
最後にフットバッグを購入するにあたって注意したいことをシェアして終わりにします。
フットバッグの中身は3種類
実はフットバッグには中身には3つの種類あります。
それぞれ向き不向きなどがありますのでみていきましょう!
◆サンドタイプ
読んで字のごとく、砂が中に入っているタイプです。私は以前こちらのタイプを持っていました。
私が使用していた実感も含めて伝えると「足の上で非常に止めやすい」です。多少、衝撃を吸収しきれなかったとしてもビタっと止まります。
このサンドタイプを手にするまでは、ペプシのものしか触ったことがありませんでしたので、あまりにビタっと止まって驚いた覚えがあります。
過去にはこちらが主流だった時代もあったそうで、間違った選択ではなさそうですが、何より「中身が漏れる」。家の中でやると、床が砂まみれになります。しかも中身が出て行っているわけなので、フットバッグ自体もだんだんしぼんできます。
非常に気に入っていましたが、そのデメリットが大きすぎるので買い替えを余儀なくされました。
◆メタルタイプ
現在、フットバッグプレーヤーの間で主流となっているタイプです。
中に金属の玉が入っていて、持ってみると意外とずっしり重いです。足に乗せるときも、適度につぶれてくれるため非常に扱いやすいです。
サンドタイプの良さを持ちつつ、中身が漏れるという欠点も解消してくれているタイプといえると思います。(それでも止まりの良さはサンドタイプの方が格段に高いので、ビタっという感覚を味わいたい方はサンドタイプへ。)
私が今持っているのもこのタイプです。非常におすすめです。
◆ペレットタイプ
こちらはプラスチックの粒を入れたものになります。ペプシについていたものは確かこれだったと思います。
こちらは中身は漏れませんが、とても軽いうえにあまり潰れてくれない。
なので正直、少し扱いづらいかと思います。特段理由がない限りはあまりこちらのタイプはお勧めしません。
タイプは以上の3種類。主に中身が扱いやすさに大きな影響を及ぼします。
ペプシのおまけで記憶がストップしている人は、改めてしっかりしたものを触るとびっくりすると思います。割と簡単にビタっと止まるので、うまくなった気分になりますよ!
フットバッグはどこで買えるの?
よし!買いに行こう!と息巻いてAmazonへ行った方、もう少しの辛抱です。
Amazonには正直あまり売っていません…。マイナースポーツゆえの少し悲しい現実です。
そこでおすすめはこちらのサイト。
こちらはフットバッグで、何度も日本一になられている石田太志さんが運営されているフットバッグのECサイトです。
先ほどの靴の動画で登場されていた方ですね。
価格は1500円から2500円程度とリーズナブル。カラフルで種類もあるのでいくつか集めてみるのも良いかもしれません。
まとめ
今回はフットバッグとはなにか?というところからフットバッグの買い方までまとめてみました。
雨の日に家で遊べるものはないか探していた方や、もともとフットバッグに興味があった方、新しいスポーツを探していた方など、いろいろな人に参考になると幸いです。
特にペプシのおまけで遊んでいた皆さん!しっかりしたフットバッグを買うと、やりやすさに絶対に驚きます。ぜひ買ってみてください。
読んだ皆さんの第一歩となればうれしいです!
コメント
[…] […]
[…] […]
[…] […]