子どもが夜にサッカーの練習をしていて…
もっとフォローしてあげたいと思うけど、何かいいアイデアはないかしら?
そんなあなたのためにまとめました。
サッカーの夜練習。少しハイレベルな環境でサッカーをするようになると、どうしてもついてくる環境です。
成長期の夜練習についての議論は多々ありますが、ある程度ボールに触る時間を確保しようとしたら、現状ではやむを得ない手段です。
なので後ろ向きな話は一旦置いておいて、いかに夜練習をフォローしていくかということについてまとめました。
記事の内容
- 夜練習の大変さについて
- 夜練習をフォローしてあげるために、親がしてあげるならこんなこと!
私は中学3年間クラブチームで夜の練習をこなしてきました。そして高校では関東リーグに出場しています。記事はその経験も踏まえています。
サッカーの夜練習は大変!優しくフォローしてあげて!
サッカーの夜練習はとにかく疲れます。私も中学3年間は「平日3日間 18:30〜20:30+土日に試合」というスケジュールをこなしてきましたが、子供ながら疲れていました。
大人になった今と比較すると、子供のころは回復力も高かったですが、それでも負担は大きいです。特に中学校上がりたては、環境の変化もあって消耗します。
やはりここはお父さんお母さんのフォローが必要なところです。サッカーで夜練習をすると生じがちな問題について把握して、優しくフォローしてあげてください。
睡眠時間の確保が大変…
夜練習をすると当然ながら「睡眠時間が減ります」。これは成長期のお子さんからすると、控えめに言っても影響大な話です。
米国国立睡眠財団の発表によれば、14〜17歳の適切な睡眠時間は「8~10時間」とされています(出典:眠れていますか? 各年齢別のベストな「睡眠時間」がありました)。
朝6:30に起床すると仮定すると、8時間睡眠をとるには夜10:30には寝る必要があります。お子さんは、果たしてこの時間に眠れていますか?
練習が20:30に終了するとなると、就寝までに残された時間は2時間のみです。帰宅、風呂、食事etc…を含めるとかなり短い時間です。
成長期の大切な睡眠です。まず「睡眠時間を確保できるようにフォローする」。これは大事にしましょう。
夜練習は睡眠時間が減ります。まずは8時間睡眠を確保できるようにフォローしましょう。
学習時間が確保できない!
夜に練習する子どもはとにかく時間がないです。ブラック企業さながらの拘束時間です(もちろん進んでやってるので精神は健全ですが)。
子どもにとってのやらねばならない仕事は「勉強」です。短い時間で宿題を終わらせ、受験勉強を進めて…と大忙しになります。
ただ現代では「動画」や「オンライン講座」などがありますので、これはうまく活用していきましょう。アプリの活用などは本当に一般的になっています。
たとえば、スタディサプリは無料体験やキャッシュバックキャンペーンを行っているので、まず試してみるのもあり。
>>スタディサプリ 1回15分の動画講義で効率よく学習できる!
「でもやっぱり、スマホはちょっとな〜」と思うかたは進研ゼミでしょうか。私は中学、高校と進研ゼミをやっていました。
最先端のサービスは使わないと損です。こういった学習サービスはどんどん一般的になってきています。おいて行かれないためにも先手を打ちましょう。
夜練習をしているととにかく時間がない!最新の学習サービスも利用しつつ、効率よく学習できるようにしましょう。
疲労がたまる…特に肉体的疲労に注意!
「子どもなんだから大丈夫でしょう」と思うかたも多いかもしれませんが、子どもだって意外と疲労はたまりますので、要注意です。
特に「肉体的な疲労」には気をつけましょう。日々の練習で徐々にたまった疲れが、スポーツ障害の原因になることも多いです。
特に成長期の子どもに多いのが「オスグッド」と呼ばれるヒザの成長痛です。ヒザ下の骨が出てくるのが特徴で、ひどいと走るのもしんどい状態になってしまいます。
アイシングをしたり、休養をとることが対策の一つですが、平日も練習をしているとなかなかそんな時間がとれなくなります。
「身体痛いところない?」という声かけや、足を引きずるなどの様子を見かけたら、しっかり休むように促してあげましょう。
子どもでも「肉体的な疲労」はたまります。ケガにつながることもあるので、しっかり様子をみることを忘れずに。
サッカーの夜練習する子どもに「親がしてあげられること」
サッカーの夜練習の大変さがわかったところで、もう少し踏み込んで「親がしてあげられること」を考えてみたいと思います。
もちろんサッカーがうまくなるに越したことはないですが、子どもが健康で過ごしてくれるのがベスト。お父さんお母さんもいろいろな手段に、アンテナを張ってフォローしていきましょう。
食事は練習前と練習後に!捕食にはプロテインもあり
夜練習の際に困りのタネとなるのが食事です。中途半端な時間に練習が入るため「いつ食事をとったらいいの?」という疑問が湧きます。
結論としては「練習前に夕飯」「練習後に捕食」という流れがベストです。私はこれで3年間過ごしました。
練習前の食事量は本人と相談です。たくさん食べると練習中に気持ち悪くなるなど、支障があるなら少し控えめにして、捕食を増やすなど柔軟に対応しましょう。
そして、就寝前の3時間はできれば食事を取らない方が良い時間です。そのため練習後にしっかりとした食事を取ることは避けたいです。できれば炭水化物+タンパク質多め。
プロテインもありです。なぜなら就寝30分前はプロテイン摂取に適した時間だから。また、空腹時のプロテインはエネルギーとして使用されてしまい、カラダ作りまで回らないと言われています。必ず炭水化物と一緒に摂りましょう。
身長が気になるならこんな栄養補助食品もありでしょう。
「栄養補助食品はなんだか怪しい…」という時代は終わりました。しっかりパフォーマンスをあげる人は、うまく活用していますよ。
夜練習は「練習前に夕飯」「練習後に捕食」がセオリー!練習後の捕食は炭水化物+タンパク質多めでカラダ作りを意識。必要に応じてプロテインなども活用しましょう。
まず睡眠時間の確保!睡眠の質も大事にしてあげましょう!
夜に練習をすると、睡眠時間は削られがちです。もちろんしっかり睡眠時間を確保することがんベストではありますが、なかなか毎日はうまくいきません。
そんな時は「睡眠の質」にこだわることが大切です。成長ホルモンの分泌は「深い睡眠時」に活発になります。気持ちよく眠りに落ちて「深い睡眠」を確保できないと成長期には致命的です。
まずは寝る前のスマホいじりをやめることから習慣づけましょう。ブルーライトは睡眠に悪影響ありです。
そして、もう一歩踏み込んで睡眠の質をよくするのであれば、寝具を変えてみることをおすすめします。三浦知良選手をはじめとして、スポーツ選手が寝具にこだわっているのは有名な話です。
マットレスを変えると、身体にかかる圧力が変わって疲労感が軽減します。私はトゥルースリーパーのマットレスを使用していますが、特に腰の部分が「誰かに支えられているような感覚」になります。かなりラクです。
マットレスは少し大げさすぎるようであれば、枕だけでも変わります。首の位置を正常に正すことで、睡眠の質をあげて成長ホルモン出しましょう。
まずは睡眠時間の確保!成長ホルモンの分泌に大事なのは深い睡眠。睡眠は質にもこだわりましょう。
まとめ
サッカーの夜練習の影響や、そのフォロー方法についてまとめました。
学校+サッカーというスケジュールをこなそうと思ったら、「夜に練習」ということはある程度やむを得ません。
そもそも夜練習って大丈夫なの?と議論し始めたところで、様々な見解があります。
そりゃ、プロ選手のように午前中にトレーニングするのがベストです。でもそうはいかないのが現実です。
今置かれている状況をベストな状態に変えて、精一杯お子さんをフォローしていってあげてください。
コメント