家で触れるサッカーボールを探しているんだけど、結局なにを買ったらいいのかわからない!
今回は「家用のボールが欲しい!」というサッカー少年や保護者の方に向けてまとめました。
家用のサッカーボールありますよ。家でもこっそりと練習をして、周りのみんなよりうまくなってしまいましょう。
家用のボールといえど、あなどれません。サッカーをうまくなるには、どれだけボールに触ったかが勝負です。
選手としての経験と中学生への指導経験を経て感じるのは、「ボールに触れる時間が長い人」が確実に上手くなっていくということ。これは事実です。
ぴったりの家用ボールを見つけて、休みの日にもうまくなっちゃいましょう!
(とにかくすぐに「オススメのボールまとめ」を見たい方は目次の「家用としてオススメのサッカーボール ①スポンジ製」をクリック!)
家でもボールを触ろう!
冒頭でもお伝えしましたが、私の経験上では「ボールに触れる時間が長い人」の方が、サッカーは上達します。
特に10歳から12歳の間は「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、その後のサッカースキルの形成に大きな影響を及ぼすと言われています。
ゴールデンエイジの時間を大切に!
JFA公式の「JFAキッズ(U-8/U-10)ハンドブック」にはゴールデンエイジについてこのように書かれています。
U-10~U-12年代は心身の発達が調和し、動作習得に最も有利な時期とされています。集中力が高まり運動学習能力が向上し、大人でも難しい難易度の高い動作も即座に覚えることができます。
「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、世界中どこでも非常に重要視され、サッカーに必要なあらゆるスキル(状況に応じて技術を発揮すること)の獲得に最適な時期として位置づけられています。
要するに「10歳から12歳の間はスキルの獲得にもっとも適した年齢であり、世界的にも重要視されている期間である」ということが書いてあります。
この時期にボールと触れる時間を増やすことは、「今後お子さんがサッカーで活躍できるかどうか」「サッカーを生涯スポーツとして自信を持って続けることができるか」に大きく関わってくると言えます。
自然とボールに触れる環境を作ろう!
とはいえ10歳から12歳という年齢では、サッカーだけに集中できなくなることはある程度仕方がないことです。
あの長友佑都選手だって中学生の時に一度サッカーから離れていますし、佐藤勇人選手もサッカーから離れた時期があったと言います。
どんな選手でもサッカーだけに集中しきるのは難しいですが、家にボールが転がっていれば自然と足で転がしたくなるものですし、サッカーに近づく機会にもなります。
子供のころにサッカーに触れ続けて、ある程度のスキルを身につけておくことは「大人になってからも大切な財産」になります。大人になってからもサッカーがコミュニケーションのきっかけになりますし、場合によってはサッカーでお金を稼ぐことができるかもしれません。
「家の中」でもサッカーに触れる機会を作ってあげて、お子さんの可能性を広げてあげましょう!
小さいボールを使用して練習する意味
また室内でボールを触る時には、必然的に小さめのボールを触ることにもなります。
この小さめのボールで練習をするということは、結果としてボールコントロールの練習にもつながります。
なぜなら、小さいボールを扱うことは的確に「ボールの芯」を捉えることが求められるからです。
ボールはしっかりと芯を捉えないと、意図しない方向に飛んでいってしまい、うまく扱うことができません。
家用のボールは小さい分、芯を捉えることが難しくなるため、しっかりとコントロールするには通常のボール以上の繊細さが求められます。
実際に外でのトレーニングで、一回り小さいリフティングボールを使用していたり、テニスボールでリフティングをしている様子を見たことがあるかもしれません。
それと同様のことが家の中で実現できることになります(室内なのでやれることは限られますが)。
家用のボールとして小さいボールを用意することは、結果としてより高いレベルのトレーニングにもつながる、有意義なことだと言えるでしょう。
家用としてオススメのサッカーボール ①スポンジ製
さて、本題です。ここからはオススメの家用サッカーボールをまとめました。
種類ごとにまとめていますので、参考にしてください。
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まずはスポンジ製のボールです。「スポンジ製のボールなんて赤ちゃん用じゃないの?」という声が聞こえて来そうですが、家のなかで足で転がす分には十分活躍します。
「壊れやすい家具がたくさんあって、硬いボールは怖い…」という場合には最適です。私が小さいころも、常に部屋にはスポンジ製のボールが転がっていました。
スポンジボールではありますが、4号球(直径20.5cm)とほぼ同じサイズです。しかもサッカーボールで有名なモルテン製。信頼も置けるメーカーなのでイチオシです。
ポリウレタン製です。見た目もサッカーボールに近いのでお子さんも気に入ってくれるのではないでしょうか?サッカー少年は意外とこだわりが強いですからね(?)。モルテン製のスポンジボールより若干小さいですね。
家用としてオススメのサッカーボール ②1号球や2号球
小さい1号球や2号球もオススメです。普通はサインボールやインテリアとして飾っておくことが多い大きさですが、軽く蹴る程度なら問題ありません。
デザインも最新のサッカーボールを模したものなどもあり、非常にカッコいいです。プレゼントとしてあげるのもありですね。
非常に可愛らしい動物柄のボール(1号球)です。完全にインテリア用かと思いきや作っているのはsfida(スフィーダ)です。2019年の東アジア選手権に公式球を提供していたメーカーです。サルやライオンなど、たくさんの柄があるのでお子さんのキャラクターに合わせてどうぞ。
バルセロナモデルの1号球ですね。バルセロナファンのお子さんには喜ばれること間違いなし。ちなみに、特にバルセロナファンでなくても「クラブロゴ」が入ったものにサッカー少年は惹かれる傾向にあります(ほんとです)。
こちらは2020年のFIFA主要大会で使用されているボールのレプリカです。こちらは2号球です。最新モデルのレプリカを選べるのも1号球や2号球を選ぶメリットですね。友達から羨ましがられると思います。
改めて探した中で唯一、「家での練習用」として販売されているボールでした。表面も柔らかい素材でできているので、多少ぶつけても安心です。
家用としてオススメのサッカーボール ③リフティングボール
リフティングボールも家用のボールとしてオススメです。モルテン製のリフティングボールはゴムボールになっているので、家具にぶつかっても傷つける心配はありません。
ただしリフティングの練習を想定して作られていますので、若干重たいです。蹴る分には蹴り心地もちょうどいいですが、強く蹴ると弾んで少し危険です。
こちらはゴム製の一般的なリフティングボールです。直径15cmなので2号球ですね。私も使用していましたが、大きさのわりに少しズシッとくるくらいの重さです(約250g)。蹴り心地はいいですが、ぶつかったときには少し衝撃あり。
こちらは直径約10.5cmのリフティングボール。だいぶ小さめです。リフティングボールとしてはだいぶレベルの高いボールですが、家用としてはちょうどいいかも。
こちらはリフティングボールですが、ほとんどサッカーボールと同じ体裁です。2号球より大きいですし、重さも400gと重量級。家用だけでなくいずれは外で使用していく予定ならありだと思います。
家用としてオススメのサッカーボール ④軽量球
「なるべく実践に近い大きさのボールを用意したい!」ということであれば軽量球もオススメです。軽量球とは実際のサッカーボールの大きさで重さを軽くしてあるボールのことです。
大きさは4号球や5号球と同じですが、重さが抑えられているので危険度は軽減です。
ただし軽量球と言えどサッカーボールです。大きく蹴らないなど、しっかりとルールを設けた上で使用するようにしましょう。
こちらは4号球と同じサイズです。表皮はPVAという柔らかい素材を使用しており、危なくないようになっています。また重さも約180gとかなり軽いです(通常の4号球は約350~390g)。大きさの感覚を大事にしたい場合はオススメ。
こちらも4号球。表皮は人工皮革ですので、少し硬め。重さは250gと若干重めです。先ほどの黄色いボールに比べると、おもちゃっぽさが薄れましたね。見た目にこだわりたいならオススメ。
小学校の教室においてあったようなボールですね。ゴム製ではありますが、蹴り心地はしっかりしています。結構大きく弾むので注意です。
こんなものもあると家トレがはかどる!
ここからは番外編として、家トレにオススメのグッズを紹介します。
庭サッカーを楽しむための記事もあります。
もしお庭でサッカーができるスペースがあるなら、こちらの記事も合わせてどうぞ。
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人工芝を敷いてみる!
家の中にスペースがあるようであれば、人工芝を敷いてみるのもおすすめです。
多少ですがクッション性があるので、階下の人や近隣の人にかける迷惑が減ります。
また軽くであればシューズを履いて乗ることもできるので、シューズを履いてボールを触ることもできるでしょう。
下記の記事にて、室内でも使用できるサイズ感の人工芝を紹介していますので、参考にしてみてください。

マーカー
練習でもおなじみの「マーカー」です。ドリブルの練習やコートを区切る際にしようする道具ですね。
外で使用するのが当たり前のような印象ですが、少し広めの廊下や部屋を利用すれば立派なドリブル練習ができます。
10枚入りです。ケース付きなので収納にも便利ですね。30枚入りや50枚入りが多いので、10枚入りかつケース入りはレアです。
ミニコーン
こちらはミニコーンです。マーカーと同じような使用方法ですが、マーカーよりも“高さ”があるのがポイントです。
高さがあるとドリブル練習の難易度が上がります。マーカーは上をカンタンにまたげますが、コーンはまたぎづらいんですね。その分大きく回る必要があるので難易度が上がります。より効果的な練習になります。
こちらもマーカーと同じように、少数でケース付きをチョイスしました。20本入りです。色も分かれているので用途も広がります。しかし20本入って1000円代前半って安いですね。1本100円しません。
ミニゴール
部屋において置けるミニゴールもあります。もちろん正確にキックする練習用として使用可能。
「さすがにそこまでやらないよ笑 場所とるし。」という場合でも、ボールのしまい場所としても活躍します。子供部屋の雰囲気にもマッチします。
スペース問題を解決するワンタッチ折りたたみゴールです。これくらいなら置いてあってもスペースとりません。
見た目もだいぶゴールに近づいたアイテムです。「サッカーゴールはインテリアの一環」と割り切れば、わりといける大きさです(?)。
また、下記の記事にて室内におけるサイズ感のサッカーゴールを紹介しています。

選び方も含めて解説していますので、参考にしてみてください。
リバウンドネット
ボールを当てると跳ね返ってくるリバウンドネットを活用することも練習になります。
リバウンドネットの良いところは「自分に向かってくるボール」を再現できるところです。
家の中だとなかなか壁当てをすることは難しいですが、リバウンドネットがあればそれが可能になります。
下記の記事にて、実際に使用している様子の解説も含めてまとめました。


選び方のポイントもまとめていますので、合わせて参考にしてみてください。
フットバッグ
昔ペプシについていたフットバッグです。足に乗せたり、リフティングをしたりとサッカーの練習にもなります。見た目もお手玉のようで非常に可愛らしいです。
小さいので家具を傷つける心配はありません。
こちらのページで詳しく解説していますので、もっと知りたい方はこちらへ。

フットバッグについて解説しています。フットバッグとは何か?フットバッグはサッカーに役立つのか?どういうフットバッグを買ったらよいのか?というところまで開設しています。
サッカー場モチーフ ラグ
これは完全に番外編です。サッカーのピッチを模したラグです。とても可愛らしいのでラグの買い替えを検討している方はどうぞ。
インテリアとしても非常にオシャレです。私が子供のときに見つけたかった。ぬいぐるみを使えば、親子で戦術について語り合えそうです。いろんなサイズがありますので探すのを諦めないで!
まとめ
家で使用できるボールというテーマでまとめました。
「ゴールデンエイジの間にどれだけボールに触れたか」ということは今後のサッカースキルに大きな影響を及ぼします。
私も大人になってから「小さいころにサッカーに真剣に取り組んでいてよかった」と思う場面が多々あります。あの時ボールに触っていたからこそ、今気持ちよくサッカーができています。
サッカーができることは本当に一生の財産です。ボールに触れる時間を少しでも増やしてあげて、お子さんの将来の可能性を広げてあげてくださいね!
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